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不妊治療の保険は入るべき?悩んでいる人のために不妊治療経験を通して不妊保険の中身を評価してみた

保険 妊活 この記事は約 10 分で読めます。 147 Views

不妊治療は高額になるので負担が大きくなるのが治療を受ける上でどうしてもネックになってきます。

 

当事者になってみて初めてわかったのですが、不妊治療と言っても比較的費用のかからないものもあれば一般的にイメージされている体外受精のような本格的な治療もあります。

そういった治療の費用負担を少しでも軽くするために新しく販売されたのが日本生命(以下ニッセイ)さんのシュシュ(shoushou)です。

 

私が不妊治療を行っているときはまだ民間の保険はなく、行政の不妊治療の補助金だけだったので後から民間保険が販売になると聞いて正直うらやましかったです。

 

でも、よく調べてみるとすでに不妊治療を始めている人にとっては治療の保険目的でのメリットはないことがわかりました。内容を詳しく調べてみると、不妊治療に対してだけでなく出産に対しても保険が支払われる保証もあったので、幅広い女性がターゲットになってるみたいですね。

 

万が一治療が必要になった場合だけでなく、必要じゃなかった場合も保険の支払いがあるのでこれから先結婚、妊娠・出産を考えている女性にとっては保険加入を検討してみる価値はありそうです。

 

そこで、民間の不妊治療保険の内容と補償対象の条件、保険料と保険金額についてわかったことを分かりやすく紹介していきます。

 

保険内容の対象となっている治療内容についても触れるので、どんな治療があるのか知識として知っておくと保険相談をするときにも役立つでしょうし、どんな人なら入っておくと保険のメリットが大きいかについても紹介するので、ご自身の今の状況と比べてみると保険加入の参考になると思いますよ。

 

■不妊治療保険の内容

今日本で不妊治療に対する保険はニッセイさんのシュシュ(shoushou)だけです。国としては不妊治療保険の販売を促進したいと思っているようなので、今後増えるかもしれませんが今は比較する対象がないのでシュシュ(shoushou)についてだけ紹介します。(また新たに保険が増えたら随時紹介していきます。)

 

保険対象者は16歳~40歳の女性向けの商品で、3大疾病(悪性新生物(ガン)・急性心筋梗塞・脳卒中)と出産したとき・特定の不妊治療を受けたとき、満期時に保険金が支払われるというものです。

 

日本で初めての不妊治療保険ということで注目されていますが、保険内容は基本的な病気プラス不妊治療と出産、さらに保険期間が満了した場合も一時金が支払われる仕組みになっています。

 

次に、どの病気になったときにどのぐらい保険金が支払われるのかをみていきましょう

○3大疾病になった場合(悪性新生物・急性心筋梗塞・脳卒中)、亡くなった場合 ⇒ 一時金として300万円

○出産した場合、給付金が受け取れる ⇒ 回数限度なしで出産回数に対して増えていきます。

(1人目10万円、2人目30万円、3人目50万円、4人目70万円、5人目100万円)

○特定不妊治療を受けた場合 ⇒ 1回目~6回目5万円、7回目~12回目10万円 最大12回受け取り可能

(採卵または胚移植1回につき支払われる)

○満期のとき ⇒ 最大200万円の一時金 (出産や不妊治療で保険金を受け取っている場合は差し引かれます)

 

今回は、この保険の最大の目玉である出産や不妊治療に対しての給付金について注目して紹介していきます。

 

■特定不妊治療に書かれている採卵または胚移植って何?

不妊治療の流れ

不妊治療と一言で言っても一般的な治療のイメージと実際の中身や段階がずれていることも多いです。

不妊治療の一般的な流れとしては、まずは検査をしてどこかに特定の問題がないかを調べます。それで大きな問題がなければタイミング法をやったり、人工授精などをします。

 

もし、男性側や女性側に問題があって治療可能なものであれば(子宮内膜症やチョコレート嚢胞など)手術などの治療をしてその後、タイミング法や人工授精をします。

 

特に異常がなかったり、治療で問題が解決できていればタイミング法・人工授精の段階で妊娠できる人が多いのですが、複数回チャレンジしてみてなかなか妊娠に結びつかないようであれば体外受精や顕微授精へとステップアップするかどうかの選択をすることになります。

 

人工授精や排卵を促す注射や薬の服用の段階ではまだ費用は比較的負担が軽く、人工授精1回につき2万円程度(排卵誘発剤の注射や薬などは除く)や精子の凍結をする場合も1万円以下が大体の費用目安になります。この段階までは公的助成金はありません。今回の業界初の不妊治療保険も対象になっていません。

 

保険の対象となっている採卵・胚移植ってなんだかわからない。

保険の対象となっているのは、治療がステップアップした場合の体外受精や顕微授精です。さらに行われる治療の中で採卵か胚移植をしたときに支払われるとなっています。

 

採卵とは、女性の卵巣の中で育った卵子を体内から取り出す作業のことで、胚移植とは、その取り出した卵子と精子を受精させた後の受精卵のことをいいます。

 

卵子と精子を受精させた後、正常な受精卵であれば細胞が成長して細胞分裂を起こすのですがそれが何段階か起こったものが胚になります。せっかく採卵・受精させても胚が育たないこともあるのと、この保険では胚移植1回につきという条件がついているので分かりにくくなっているのです。

 

結局、どのタイミングで保険適用になるの?

特定不妊治療では、卵巣から卵子を取り出すという工程がありますが、毎月採卵する自然周期ごとの採卵と注射を打つことで一度にたくさんの卵子を育てて一気に何個かの卵子を取り出す方法があります。どちらでもいいので採卵したら1回保険料が支払われることになります。

 

自然周期による採卵を希望する人もいますが、一気に卵子を採卵してしまう方法を取る人の方が多いと聞いています。(採卵の費用や体への負担を1度に済ませたいためか?)

 

そうなると、体外受精・顕微授精のときにそんなにたくさん保険金が受け取れないのでは?

と疑問になるのですが、「採卵または胚移植1回につき」となっているので胚を子宮に戻すごとに保険金が支払われるので自然周期で採卵しても一度にたくさん採卵しても、胚を育てて移植するのでどちらかの治療が行われたら保険対象となるので変わりません。

 

年齢的に高齢なら一度に多く採卵した方がいいかもしれない。

実際に治療をしていた経験から不妊治療をすると何よりも早く妊娠したい!という切実な願いの方が強くなります。

 

年齢が高くなればなるほど卵子が老化したり治療を受けたとしても妊娠率が低くなる厳しい医学的な数字から考えると早い段階でたくさん採卵してストックしておくこと、できるだけ早く移植をする方がいいのではないかと思います。

 

年齢的にはまだ時間に余裕がある場合は、自然周期で採卵して胚移植をして最大まで保険を利用するのもありでしょう。

 

ただ、特定不妊治療の保険金を多く受け取ったとしても満期時の一時金から差し引かれるので、たくさん治療対象の保険金を受け取っても少なくても最終的には同じ金額になるので総額は変わりません。

 

■保険に入った方がいい人とそうでない人に分かれそう

 

この保険は、業界初の不妊治療を対象としていることで既に治療に通っている人にとっては大注目されていますが、保険に加入してから2年間は保険支払いの対象とならない期間(不担保期間)になっているので残念ながら治療中の人の負担軽減にはなりにくいです。出産についても1年間が不担保期間になっています。

 

なので、保険加入としてはまだ結婚していないかもしくはしてすぐで妊娠・出産の予定がすぐでない人が向いています。

特に、

・生理が来たり来なかったり不順な人

・基礎体温をつけてみて高温期や低温期がきれいに分かれない・ない。

・基礎体温で排卵日前のガクッと体温が下がるときが無い

・生理が重い、出血が多いなどの人

・アラサー以上で結婚はこれから、でもいずれは子どもも欲しいと考えている人

 

などが向いていそうですね。

 

生理不順の人や基礎体温がキレイに高温期・低温期がわからないと排卵日の特定が難しくタイミングを合わせるのが難しくなってきます。最近は年齢は若くても妊娠しにくい人も増えていたり、出産も保険金支払いがあることや満期時には一時金を受け取れる保証があるのでちょっと不安がある人は万が一に備えて加入しておくのも良いでしょう。

 

■一番のネックは保険料が高いってことかも

保険というと年齢が若いと保険料が安かったり、それでなくても手ごろな保険が増えているのですが、出産しても保険金が支払われることや満期時にも保険金が支払われるので掛け捨てではないことから、ニッセイのシュシュは保険料は高い方です。

 

ただ、万が一、不妊治療を受けることになったとき少しでも保険金が入ってくるのはかなりありがたいと思います。

 

ネット上などでは体外受精1回当たりは大体30万円ぐらいとされていることが多いのですが、実際に説明会に参加して聞いた経験から、関西である程度評判のいい病院で治療を受けたいと思えば30万円のどころか40万円は超えると思って間違いなさそうだと感じました。

 

公的保険は利かない自費診療な上に病院ごとに費用が違うので上をみたらキリがなくって、1回の体外受精で80万~100万円もするようなところもあります。

 

公的な助成金を利用しても大阪の場合、初回だけ増額できて最大30万円、通常の場合1回15万円、特殊な条件の場合7万5千円なので補助金でかなり費用が助かるとしても自己負担分の費用は決して少なくありませんよね。

 

補助金に加えてシュシュの保険金が受け取れるとすればさらに5万円、10万円が加算されるのでかなり自己負担が軽くなり、精神的にも楽になります。

 

■経験から思ったこと、妊娠するまで治療費がどれだけかかるか心配だった。

こうすれば100%妊娠するって方法はありません。だからこそ体外受精や顕微授精をがんばってやってみよう!と決心したとしても、もし今回ダメだったらどうしよう。ダメだったらまたお金が必要だという精神的なプレッシャーは夫婦にとってはかなり重たいストレスでした。

 

夫も私も子どもは欲しい。でも、治療費がこんなにもかかるなんて・・・治療を受けて子どもが授かればいいけど、もしダメだったらどうしよう。そんな不安から夫は精神的に不安定でかなり喧嘩も増えた時期もありました。

 

体外受精は1番最初の初回が妊娠しやすいとか聞いたことはあったんですが、タイミング法・人工授精とやってきて一度も妊娠検査薬にすら反応したことがなかったので治療に対しての期待よりも妊娠できるか不安の方が大きかったんです。

 

ほとんどの人が不妊治療の助成金を受け取っても貯金を切り崩しながらの治療になるので、やっぱり費用がかさむと不安になりますよね。そこに5万円でも10万円でも保険金が入ってくれば少し精神的に楽になりストレスも減ります。

 

ストレスって単純に心だけのものだと思われがちだけど、ホルモンバランスが崩れたり血流が悪くなってその結果冷え性になったりと妊活中の人にとっては悪いことしかありません。

 

正直、もっとお金があったら精神的にも余裕を持って治療を受けられただろうなーと思っていたので、もし娘が生まれて生理不順だったり基礎体温が不規則だったら保険に加入しておこうと思っています。

 

今回、詳しく保険内容を調べてみて、女性なら誰しも入っておいた方がいいって保険ではないけど、ちょっと不安が思い当たる節がある人ならかなりお守り替わりになりそうな保険だと思います。

 

一番いいのは治療など必要なく自然妊娠することですが、基礎体温を測ったことがないって人はぜひ測ってみたり、生理不順な人は婦人科に行って相談してみると早い段階から妊娠のための体づくりをすることができるので将来に備えることができます。ぜひこの機会に自分の体と向き合ってみて、保険が必要そうなら検討してみるのもおすすめですよ。

 

 

 

 

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