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卒乳の仕方とは?卒入したくない場合はどうすればいい?

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新生児は母乳やミルクからしか栄養を摂ることが出来ません。しかし、離乳食が始まると少しずつミルクを飲む量も減り、だんだんミルクを飲まなくても成長できるようになっていきます。そのため、ミルクや母乳を飲む必要がなくなるのです。

卒乳は、1歳半から2歳頃に行う場合が多いといわれています。しかし1歳前に卒乳する場合もありますし、3歳を過ぎてからも母乳を飲んでいる場合もあるでしょう。
卒乳は無理にする必要はありませんが、卒乳をすることで赤ちゃんの自立に繋がったり、成長を促すことが出来ます。そんな卒乳はどうすればいいのでしょうか?

卒乳の仕方

卒乳の仕方は子供によって違います。そのため、子供にあった方法を見定めながら卒乳をしていきましょう。

まずは卒乳する日を決めて卒乳にについて説明をしてください。

1歳から2歳くらいになると、多少言葉を理解できるようになります。そのため、この日におっぱいにバイバイしようね、などと子供に言い聞かせておくことはとても大切です。いきなり子供に今日からおっぱいもう挙げませんというよりも、段階を踏んで卒乳をしていく方が子供のためになるでしょう。もし予定していた日に嫌がって卒乳が出来なかった場合は、無理にする必要はありません。また一か月ほど先を見越して卒乳のスケジュールを立てましょう。

どうしても卒乳出来ない場合は、おっぱいがもう出なくなったと説明をしたり、おっぱい以外に興味を持つものを見つけてみてはいかがでしょうか。食事でもおもちゃでも良いので、おっぱいよりも気を引く何かを見つけることで卒乳しやすくなるかもしれませんね。

卒乳は焦ることはありません。少しずつ、子供の様子をみながら進めていきましょう。

「卒乳したくない!」子供のケース

卒乳は意外と難しいです。スムーズに進む場合もありますが、進まない場合も多いでしょう。

まず第一に、子供が卒乳を嫌がるケースが多いのです。
授乳は子供とお母さんのスキンシップでもあり、精神安定剤でもあります。そのため、何かあると母乳で安心したい、スキンシップしたいと思うのではないでしょうか。
乳児期は毎日のようにお母さんに抱っこされて、おっぱいを貰って、甘えていたけれども、年齢が進むにつれて少しずつスキンシップの頻度も減っていきます。だからこそ、せめておっぱいだけはと思うのではないでしょうか。

実際に、母乳を飲ませることで母と子のスキンシップというだけではなく母乳の成分による精神安定効果も実感することが出来ます。これは、粉ミルクや牛乳では感じることが出来ません。だからこそ、子供の方から泣いて拒否をすることが多いのでしょう。

特に、妊娠してしまったり、仕事の都合で幼いうちから断乳することになった場合は子供が駄々をこねて嫌がる場合も多いでしょう。理由があって断乳をするときはどうしようもないときです。けれども、理由があるからこそ、無理やりでも断乳しなければいけないのが辛いですよね。

「卒乳したくない!」お母さんのケース

卒乳したくないのは子供だけではありません。お母さんが卒乳をしたくなくていつまでも母乳を飲ませ続けている、というケースも少なくはないのです。これにはさまざまな理由があります。

一番の理由は、泣き止ませるためでしょう。
母乳を飲むとすぐに泣き止む、という子供は多いはずです。簡単に泣き止むから、と泣き止ませの手段として母乳を与えいつまでたっても卒乳出来ないパターンが多いのです。もちろんきちんと卒乳をしていれば、母乳以外の方法で泣き止ませることも可能です。けれども一番手っ取り早く泣き止んでくれるのが母乳だとわかると、ついつい楽をしたくなってしまいますよね。
いつまでも泣き止まないわが子が母乳を与えるだけでおとなしくなる。このメリットを手放すことが出来ずにいつまでも卒乳をすることが出来なくなってしまうのです。

また、母乳の栄養を与えたいがために卒乳しないパターンもあります。母乳にはたくさんの栄養が含まれています。普通の食事だけでは補うことが出来ない栄養素が配合されていますし、それだけではなく母乳を飲むと免疫力が高まるともいわれているのです。いつまでも母乳を飲ませていても良い訳ではありませんが、子供の栄養のために、免疫力のために、といつまでも卒乳しない母親もいます。

卒乳しないとどうなるの?

卒乳は無理にするものではありません。子供が自然におっぱいから離れるのを待つ人もいます。しかし卒乳しないとデメリットも発生するのです。どんなデメリットがあるのでしょうか?

まず、さまざまな制約が産まれます。
1歳を過ぎると日中の頻繁な授乳がなくなり、夜寝るときのみ、泣いてぐずった時のみの授乳になることが多いでしょう。しかし、それでも授乳をしている間にはさまざまな制約が産まれます。
食事もノンアルコール、ノンカフェインや乳腺の詰まりにくいものを意識しなければいけませんし、サプリメントや薬についても授乳中は飲めないものがあります。これらを意識しなければ授乳を続けることはできません。
もちろん定期的に授乳をするということは、授乳しやすい洋服を心がけたりおっぱいを意識した生活をする必要があります。
子供からすると、いつでもおっぱいが飲める環境は変わっていないので仕方がありません。

また、卒乳をしないままだと子供の食生活にも影響が及びます。卒乳をしないとおっぱいのせいでお腹が満腹になり、離乳食をあまり食べない可能性が高いのです。実際に卒乳をした後は食事の量が増えたという子供が沢山います。成長をすると母乳だけの栄養では足りなくなってしまうでしょう。食事をたくさん食べてもらうためにも卒乳はとても大切なことです。

次の妊娠への影響は?

卒乳は、次の妊娠にも影響します。何歳離れて第二子第三子を産むかは家庭によって異なります。しかし、いつまでも卒乳をしないことは、次の妊娠にも大きな影響を及ぼすのです。

まず、授乳中は妊娠しにくいといわれています。
授乳にはプロラクチンという成分が大きくかかわっていて、この成分が母乳を作り出したり乳腺の発達を行っているのです。
しかし母乳を作るだけではなく、プロラクチンは排卵を抑制する効果もある成分なのです。そのため、母乳を上げている間は排卵しにくくなり、次の生理が再開しにくくなるでしょう。
妊娠後の生理再開は人によって異なりますが、母乳を上げている人よりも完ミで育てている人の方が生理再開が早いといわれているのはこのせいです。
授乳の頻度が落ち着けば生理再開をする可能性もありますが、やはり生理が来る時期は遅れてしまうでしょう。

また、生理が来たとしても授乳期間中は排卵しにくいといわれています。授乳していてプロラクチンの値が高めの状態が続くと、卵胞の成長が遅れてしまい妊娠しにくい状態になってしまいます。卵胞は妊娠に大きくかかわってくるので、授乳期間中は無排卵になる可能性もあります。

もし授乳期間中に妊娠したとしても注意が必要です。母乳が吸われているときは支給収縮を促す成分が分泌されています。陣痛促進剤の一種であるホルモンが分泌された状態だと、流産や早産の原因となってしまうでしょう。
最近の研究では、妊娠初期に授乳をしていても流産や早産の影響はうけにくいといわれています。そのため、妊娠中期までは卒乳しなくてもそこまで問題はないでしょう。
けれども中期以降になると、オキシトシンの影響を受けやすくなるため、注意が必要です。
授乳をしているとお腹が張りやすくなったり、出血する可能性も高くなります。そのためもし妊娠がわかったら少しずつ卒乳を計画するようにしましょう。
もし子供が1歳未満で妊娠した場合は、母乳ではなくミルクで栄養を摂るようにして様子を見てください。急いで断乳する必要はありませんが、中期までには卒乳をするように進めたほうが、おなかの赤ちゃんのためになります。

授乳しながらの妊娠はとても大変です。そのため、卒乳は家族計画も考えながら進めていきましょう。いつ頃次の子供が欲しいのか考えながら卒乳の計画を進めることで、安心して妊娠をすることが出来るのではないでしょうか。

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