赤ちゃんがダニにかまれた!ダニを100%駆除するための方法とは?

娘が生後7か月のころ、朝の着替えをさせていたときのことです。
パジャマを脱がせているときに
「ハッ!なにこれ!!」
足にこれまでなかった赤い発疹がありました。
なんだろう?最初は気に留めてなかったんですが良く見てみると他に3か所も赤いブツブツが!
病院で診てもらったところ
先生「うーん たぶんダニだと思いますねえ」
どうやらダニに刺されたみたいです。(TOT)
発疹ができてかなり焦りましたが、これ以上刺されないようにすぐに着替えさせてダニを退治しなければなりません。
ダニ刺されはあとが刺されたあとがずっと残ったり、アレルギーのもとにもなるので今すぐダニを徹底的になくす必要があります。
でも、
私なりにできるだけ清潔にしていたつもりだったのに、何がいけなかったのか調べたところ、
一般的なダニ対策の方法ではダニ対策は足りていないことがわかりました。
Contents
症状は?これってやっぱりダニ?
改めて虫に刺された部分を見てみると真ん中の当たりがちょっと水ぶくれのようになっていて蚊にさされたような感じではありません。私自身がダニに噛まれたときに同じような症状になったことがあります。
虫よけのベープもつけていたし、蚊が原因の可能性はかなり低いです。しかも、噛まれた部分はパジャマの中なので、ダニに噛まれた可能性が高いということになりました。
服の下ならダニの可能性大!
調べてみるとダニの噛んだ後と蚊に刺された跡の違いでは、
・何か所も刺されている
・服の下の部分
・皮膚が柔らかい部分
・水ぶくれのように芯ができている
などがあるようです。
今回の場合は、服の下であることや発疹の中に水ぶくれのようなものがあるのでダニが原因だと思われます。
赤ちゃんがダニに刺されたら今すぐにやるべきこと
もし、赤ちゃんがダニに噛まれてしまったら着ている服を着替えましょう。衣服にダニが残っているとまた噛まれてしまうかもしれません。
可能なら寝ていた場所のシーツだけでなくお布団やマットなどを別のものにします。ダニがシーツや布団・服に残っているかもしれないので、これ以上ダニに噛まれないようにするためです。
ダニに噛まれないようにしたら、噛まれてしまった箇所を水で洗ったり濡れたタオルで拭くなどして清潔にします。
かゆがったり症状が悪化したり広がったりとしなければ様子を見ても良さそうですが、患部や症状を見て必要に合わせて病院で診てもらいましょう。
市販のベビー用の虫刺され薬(ムヒベビーなど)もありますが、皮膚科や小児科で診てもらった方が安心です。
ここまでの応急処置ができたら、次は徹底ダニ退治です!
こんな症状なら注意!
ダニが原因でアレルギーなどの症状が出る子もいるので、症状が出た場合は早めに病院で診てもらう必要があります。
判断基準としては、鼻水や咳・涙や目ヤニが出るなどがあってアレルギー性鼻炎やアレルギー性皮膚炎、気管支炎喘息などにもつながってしまうのだとか!(アレルギーの約4割はダニが原因だという統計結果があります。)
発疹が熱を持ってきたり、「とびひ」と言って患部をかきむしったりすることでジュクジュクが広がったりすることもあります。
鼻水や咳、目ヤニなどはアレルギー性の反応の症状の1つ、こういった症状がみられるならできるだけ早く病院に行った方がいいですね。
赤ちゃんがつらそうに眠れなかったりするのを見るだけで親まで辛くなります。たかがダニと油断してはいけません。
間違いだらけのダニ対策
一般的なダニ対策は、洗濯、乾燥、天日干し、掃除機などがありますよね。私もこの4つをやっていました。
ただし、この方法ではダニを完全に退治することはできません。
以前の放送になるのですが、NHKのためしてガッテンという番組でダニをどうすれば徹底的にやっつけることができるか実験したことがありました。
番組の中では布団を洗ったり干したりして、その後のダニの数や退治できたか調べていたのですが、洗濯・乾燥・天日干し・乾燥ではダニは駆除できないという衝撃の結果に。
洗剤を使って洗って干して、乾燥して、紫外線を当てて・・・とありとあらゆる方法を試した結果、洗っても干しても掃除機をかけても、生きているダニが残っていました。
ちなみに真空状態でも死なないんだとか・・・一体どうすれば。

ダニは掃除機・紫外線・乾燥では死にません。真空でも生きてるっていったいどうすれば、、、
ダニは繁殖力が強いので少しでも残っていたらまたすぐに増えてしまいます。
ダニは生命力も強い上に湿度が高く適温の20度~35度の状態で食べ物(人間の皮膚カスやフケ、髪の毛など)があれば簡単に爆発的に繁殖してしまいます。
なので、これらの方法では赤ちゃんのダニ対策としては不十分だと言えます。
ためしてガッテンでやっていたダニ対策の実験内容
番組内ではその他にも紫外線を当てたり、乾燥させたり、冷凍してみたり、真空にしてみたりとありとあらゆる手を使っていましたが、そのどれでもダニは生き残っていました。
吸引力の強い掃除機で吸ってしまえば退治できそうなところですが、実験結果では掃除機で吸ったとしてもダニは完全にはいなくなりませんでした。
ただし、ダニの糞や死がいを吸い取るには有効なんだとか。生きているダニだと掃除機で吸おうとすると逃げ回って布団の中に潜って行ってしまったりするので撃退するまでにはならないのです。
加えておくなら洗濯をして洗濯前のダニの数と比べてみると2割しか洗い流されていなくて8割は生きているダニが残っている実験結果になっています。
紫外線の実験にいたっては、連続して4時間も紫外線を当てていたのにもかからずほぼ100%のダニが残っていました。
ということは、某布団用掃除機が売りにしている紫外線機能では完全にはダニには効果がないということになります。

実験では、洗剤を使って洗濯しても8割も生き残っていた驚きの結果に。
今回の実験でわかったことは、私たちがこれで大丈夫と思っているダニ対策は実は効果がない方法だったんです。
ガーン。一生懸命やっていた洗濯も掃除も意味なかったなんてなんだか空しい気分になりました。
ダニをほぼ100%駆除するための方法とは
もうダニを完全に退治することなんて無理なんだろうか?そんな鉄板ストーリーが展開したところでダニのほぼ100%撃退ワザの紹介です。
ダニを完全撃退するためには、高温にすることが大切!
ダニだって生き物なので体はタンパク質でできています。タンパク質はご存じのように熱で変化してしまうのでダニも生きていられないんだとか。
具体的な温度としては50度で20~30分、60度なら一瞬で死んでしまうそうです。

ダニ退治は高温がカギ。
それだけの高温にするには、乾燥機やコインランドリーを使うと良さそうですね。両方とも温度が55度以上になるのでダニ対策としてかなり有効です。
乾燥機がない。コインランドリーが近くにない場合の方法
家に乾燥機はないし、コインランドリーは近くにない。毎回行くのも大変ですよね。そんなときは炎天下の車の中に布団などのダニを駆除したいものを置いておくといいそうです。
ダニが大繁殖する夏は車内はかなり高温になるのでお布団だって楽々50度以上にすることができます。
特にダッシュボードなどの日差しが当たる場所ならなおのこと良さそう。他にもぬいぐるみやマットレスなども車の中においておくだけでダニが死んでしまう温度にすることができます。
ダッシュボードの上など日差しの強烈な熱も利用したい場合は途中で布団をひっくり返すと、まんべんなく熱が50度以上になるのでいいですね。
他にも布団乾燥機をお持ちなら布団乾燥機を布団で包んだ上に掛け布団で覆うことですみずみまで高温で処理することができます。
ぬいぐるみやマットなども同じように上から布団で覆って熱が逃げないようにして高温処理できるよう工夫すると良さそうです。
全部のダニを取ることは無理?
うちには乾燥機がないのでこれ以上娘がダニに噛まれないようにするためにコインランドリーで乾燥することにしました。
ですが、座布団、絨毯、などなどキレイにしてるつもりでも布団以外のところからダニはたくさんいます。
また、一か月に何度かコインランドリーに通うのは大変です。
一旦増えたダニはどうにかなったものの「これからのダニ対策をどうすればいいか?」ということが問題。
ダニ用のバルサンってやはり薬そのものが心配だし(旦那はバルサンを炊いた後はくしゃみとぜんそくが出まくり・・)
そんなときにこれいいなって使ってみたのがダニ捕りシートです。
ダニ捕りシートってスゴイ!
ダニ捕りシートとは、その名の通りダニを捕ってくれるシートで生きているダニをシート内に誘引して捕まえてしまいます。他にもダニ捕りマットとも呼ばれています。
使い方は簡単で、ダニを捕りたい場所に置いておくだけでOK、どんなダニ対策方法よりも簡単で楽な方法です。
重要なのはその効果ですよね。本当にダニはちゃんと捕れるのか?どれぐらい効果があるのかが大切です。
ダニ捕りシートって赤ちゃんに安全なの?
ダニ捕りシートはいくつか種類があって、やはり優先すべきは赤ちゃんに安全であるかどうか?しっかりダニを撃退できるか?(ダニが取れるか)です。
ダニ取りシートは赤ちゃんのすぐ横に置くのであまり変なものはそれ自体に変な薬品などが入ってないかなどが重要です。
また、ダニ捕りシートとは名ばかりで効果が不明なものもたくさんあるのです。
これまで私がやっていた洗う・干すなどのダニ対策方法もTV番組の実験でダニがほとんど生き残っていたという実験結果が出たように、客観的に効果が出ているものを選びたいと思いました。
大人だけの生活ならここまでしなくてもいいかもしれないのですが、赤ちゃんがいるとなるとやっぱりちゃんとダニ対策してあげたいし、信用できる検査結果があるダニ捕りシートを使うことにしました。
驚きの効果とは?
いろいろ調べたところ、ダニを捕獲したりどれだけ増やすのを抑えられたかなどの検査をしているものをいくつか見つけることができました。
その中でも私が選んだダニ捕りシートはこれです。

3か月に7981匹ものダニを捕獲!
そういえば、ためしてガッテンで実験したお宅でもカーペットだけで3000匹ものダニが見つかっていました。目に見えないだけで実は私たちが思っている以上のダニが家の中に潜んでいるってことです。
乾燥機にかけたり布団やラグを運んだり、掃除機をかけなくてもこれだけのダニが楽々退治できるなんて素敵。(○´∀`ノ)ノ
赤ちゃんがいるけど安全性は大丈夫?
ダニがそれだけ捕れるってことは、かなり強力な薬でも使っているのかと思ってしまいますが、使っているのは食品にも使われる香料を使っているので赤ちゃんにも安心です。
シート内には強力な粘着シートが内部に入っていて、捕まえだダニを逃さない構造になっています。生きたまま捕まえてくれて閉じ込めてしまいます。
赤ちゃんのダニ対策だとお布団がメインになると思うんですが、大きなカーペットやファブリックのソファーなどなかなか乾燥高温にできないものもあるのでそういった場所にも重宝します。
使ってみて良かったこと
ダニ捕りシートを使ってみて一番良かったことは。娘と遊んであげられる時間に余裕ができたことです。
お天気がいい日になるとどうしてもダニ対策に追われるため、平日の昼はワンオペ育児のため必然的に忙しくなってバタバタになってしまいます。
いつも笑顔で明るく遊んであげたいのに、できるだけたくさん遊んであげたいのにできないときもあったりしました。
ダニ捕りシートなら置いておくだけなので楽だし、ダニの死がいや糞はぜんそくやアレルギー性鼻炎の原因になるのですが生きたまま捕まえて逃さないのでアレルギー対策としても良い方法だと思います。
また、ダニは見えない敵なだけにただやみくもに対策をしていてもあまり効果がないことは経験済みだったので、しっかりと検査結果でダニ駆除できている方法をやっているのは安心です。
子どもが小さいとホントに目が離せないのですが、目を離さなくても大丈夫なように家事を工夫することって案外簡単にできたのはちょっと意識が変わりました。
これからも家事を楽にできるよう工夫して上手くいった方法も紹介していけたらなと思います。