食べ物で母乳の味や質が変わった。自分で確認できる方法

私は定期的に桶谷式の母乳マッサージに行っているのですが、それには理由があります。
それは、娘においしい母乳をあげたいからです。
おいしい母乳については、食べ物で味が変わるとか質が変わるとかいろいろ言われてはいるのですが、
実際におっぱいの状態が良いときと悪いときの味をなめて確かめたことがある経験から
ママのおっぱいの状態や食べ物で母乳の質や味は変わる!と断言します。
絶対に正しいとはいいませんし、個人の体質によってはあてはまらないかもしれません。
でも、実際に体験したことなので誰かの役に立てればいいなぁと思い、どんな食事でどう味や質が変わったのかを紹介したいと思います。
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実際に自分の母乳で確かめてみるのがいい
ネットでもさんざん、母乳育児中は和食がいい、洋食や菓子パン、ケーキなどは良くないと目にしますが、
実際に体験するまでは信じられないものです。
なので、自分の母乳がどう変化するのかを搾乳して確かめてみるのが良いと思います。
和食を食べたときの母乳は白っぽかったり透明に近かったりしてサラサラ。
菓子パンやケーキ、チーズなどを食べたあとは黄色っぽくて脂っぽいのです。
指にとってこするとぬるぬるするのですごくわかりやすいので、ケーキやチョコを食べたやってみては?
(食べたものが母乳に成分が出てくるのは約3.4時間後ぐらい~だそうです。)
甘い・しょっぱいなど味が変わる?
詰まりやしこり、はりなどがない普通の状態だとかすかに甘いかな?ぐらいの状態ですが、
しこりや詰まりがあると、古い母乳が溜まっているのでそれが出てくるとしょっぱい母乳になってました。
特に、触れると痛い部分があったり、そこが熱っぽい感じだったり、赤みがあるかな~なんてときはしょっぱかったです。
ここに書いた、触れると痛かったり、部分的にでも熱っぽかったり赤みが感じられるときは、
早めに病院などで診てもらった方がいい症状なのであまり良くない状態になります。
チョコレートを食べるとびっくりするぐらいおっぱいが詰まった
桶谷式に通い始めて4か月ぐらい経った頃、食事も和食中心で気を付けていたのでおっぱいの調子が良い日が続いていました。
助産師さんからもこの調子なら次のマッサージは、1っか月後でもいいかもね。ということでもうおっぱいが大丈夫なんだと過信してしまった時期があります。
これまで我慢していたチーズやケーキ、チョコレートなどをちょこちょこ食べるようになって、
次回のマッサージに行くと・・・
案の定、びっくりするぐらい詰まっていました。
人によっては普段と変わらない食事をしてもここまでならないのかもしれませんが、
私はどうやらかなり食べるものに気を付けないと詰まりやすいのだと思います。
菓子パンもとたんに母乳の調子が悪くなった
私は義母が近くに住んでいるのですが、気にかけてくれてたまに顔を出してくれます。
そのとき、気を使ってお土産を持ってきてくれるのですが、義母が大好きなパンやさんのパンだったりするのです。
バターがたっぷりと使われている、デニッシュ生地のマロンパンとか最強に悪くなりました。
普段は我慢して食べていないのですが、もらったものを食べないわけにもいかず食べてしまうのです。
すると、その数時間後の母乳はほぼ間違いなく黄色くて脂っぽい状態になってしまいます。
母乳を指にとってこすり合わせるとぬるぬるするので色の違いよりも違いが分かりやすいと思います。
母乳には日本食が良いのか?
「母乳の質を良くしたいなら、おいしくしたいなら和食中心の食事が良い。」
とても良く耳にする話ですよね。
確かに、和食中心の食事をしていたときは母乳のトラブルが起こりにくかったです。
産後1か月目は母乳のトラブルがまだなかったのと、母乳についての知識がなかったので食べたいものを食べていました。
カレーなどの香辛料が入ったものやトウガラシ系の味付け、カフェインなどは一応は避けていましたが、
じゃあ洋食は食べない方がいいのかというとそういうわけではないんですよね。
洋食の何が母乳に良くないのか?
私は乳腺炎になりかけるほどのおっぱいの詰まりも経験したし、乳腺が詰まるのはよくあるし、しこりもできやすかったです。
助産師さんから和食中心の食事が良いとアドバイスをもらってそう心がけていたこともありますが、
洋食だって食べたくなるし、たまにはガツンとした食べ物を食べたくなって食べることもありました。
ただ、洋食を食べたからといって、必ず詰まったり母乳の調子が悪くなるわけではありませんでした。
脂っこすぎる洋食をたくさん食べたときは変なしこりやつまりができやすかったです。
かなり個人的な体質によると思いますが、母乳育児中に実際に洋食を食べた経験から、
洋食も食べてもいいけどほどほどに控えめにかなり脂っこいものは1人分食べないようにすれば不調になりにくくすることができていました。
母乳の調子が悪くなるときの初期症状
母乳育児中、何度も何度も「しこり、つまり」ひどいときは「抱っこして胸が当たると痛い・夜寝付けない」を経験したので、
どうなったら乳腺炎の初期症状でまずいかがわかるようになりました。
(そんなのわからなくていいんだけれど。苦笑)
チーズやケーキ、バターたっぷりのデニッシュパンなどを食べた後、胸にしこりができたり、部分的に触ると痛い部分ができます。
しこりができている。痛い部分があるということはそこにお乳が残って詰まっているってことです。
これをほっとくと、お乳が古くなって膿みたいなものなので乳腺炎になるそうです。
赤ちゃんが教えてくれる詰まり
赤ちゃんがおっぱいを吸っても嫌がったり、足をバタバタさせたり、怒ったり。なんだかいつもと違うなってときも詰まってることがあります。
赤ちゃんとしては、吸っても思うように出てこないので飲めないのでそうやってサインを出して教えてくれます。
そのまま吸わせることで詰まりが取れることもあるのですが、毎回うまくいくわけではありません。
特に大きな詰まりのときは吸わせるだけでは取るのは難しいので母乳マッサージを受けた方が無難かもしれませんね。
母乳マッサージは自分でできる?
母乳マッサージは、娘が生後半年になるまで頻繁に通ったので、見よう見まねであればできるようになりました。
それでも自己流では限界があるので、大きく詰まった時は自分では取れなかったです。
ある日は、自分ではつまりがないと思っていても助産師さんにマッサージしてもらうと詰まりがポロッと出てくることもあり、
やはり乳腺の知識やテクニックこれまでの経験で受けるマッサージと自己流ではすごく違うな~と感じています。
食事制限は難しい。少しは食べながらやっていた詰まり予防
通い始めたときは、すべて受け身で行って受けたらいいや~と思っていたのですが、食べたいものも食べたいので、
あくまでも自分でやる母乳マッサージは乳製品やケーキ、菓子パン、チーズなどを食べた後の日頃のお手入れとしてやって、
助産師さんのところには、メンテナンスとしてつまりをきちんと取る目的で利用していました。
他にも赤ちゃんの吸う角度を変えるために、横抱きだけでなくフットボール抱きなどあれこれ変えたりもしていました。
大変だったけれど、おっぱい大好きっこでうれしい
娘はもう生後6っか月になって離乳食も始まりましたが、いまだにおっぱい大好きっ娘です。
離乳食が進むたびに成長もうれしいのですが、おっぱいのお役目も減っていくのだな~と感慨深い気持ち。
でも、やっぱりまだまだおっぱいが大好き!
母乳育児は食事も気を付けたりすることが多くて大変だけれど、美味しそうに飲んでくれる姿を見るとそんなのふっとびますね。
卒乳するか、断乳するかわからないけれど、おっぱいのお役目が終わるときまで頑張ろうと思います。