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混合から完全母乳にした私の体験談

子育て 授乳 この記事は約 9 分で読めます。 1,477 Views

混合から完全母乳にしたい人のために、私の経験と実際にやってよかったこと、授乳期の食べ物の話などを書きたいと思います。

あくまでも私の体験談に基づくことなので、人によっては体質が違い役に立たない事もあるかもしれません。

でも、実際に混合から完全母乳にしたことは事実ですし、そのために助産師さんに何か月もお世話になったことで教わった知識は万人に共通することが多いです。

一般的に母乳に良いと言われていることがどこまでが本当なのか?

実は知られていない本当のようであまり根拠のない話が広まっていたりどうすればいいかわかりにくくなってしまっています。

どんなステップで混合から完母になっていくのかをイメージしながら、どう生活に取り入れていくか読んでもらえると母乳育児がやりやすくなると思いますよ。




 

初産は最初の一か月は慣らし運転だと思って

生まれてすぐから母乳がたくさんでてミルクは必要ないってママはほとんどいないみたいです。

先輩ママや友達、助産師さんに聞いても最初の一か月はなかなかうまく飲ませられなかったって人ばかり。

特に初産の人はまだお乳の通り道である乳腺がきちんと通っていないことも多いので、ちょっと苦労することが多いみたいですね。

それに、生まれたての赤ちゃんはまだまだ口が小さかったり吸う力が弱かったりと上手に飲めないものです。

深夜の授乳が良いは嘘?本当?

ママのおっぱいも赤ちゃんもまだまだ新米。

順調にいけば2か月目ぐらいから気づけば母乳をあげるのも飲むのも上手になっていくものなのであまり心配し過ぎる必要はありません。

それに夜は2時間おき、よく起きちゃう子だと1時間おきに授乳するなんてザラで寝不足。

母乳を出すには深夜の授乳が大切とも言われるんですが、寝不足も良くないそうです。

ママの体も産後1か月は出産の傷がまだまだ癒えていない状態なので無理も禁物な時期なのです。

夜の10時~深夜2時ぐらいの間に授乳をすると母乳を出すためのホルモンが良く出るようになるとされているので、この時間に授乳をしたいところです。

ただ、深夜授乳は眠すぎるんですよね (;^_^

昼でも夜でもいいので眠れる時間を作れるように少しでも体を休めて下さい。体が疲れていると母乳の出にも影響するみたいです。

頻回授乳すると本当に出るようになる?

大切なのは、とにかく頻回授乳です。

病院でもネットでもあちこちで目にするけれど、基本はやっぱり頻回授乳が母乳育児のカギになります。

とは言っても、「そんなのやってるよー」「がんばってるよー」って人も多いのでは?

私もそう思ったんですが、とにかく吸わせることが大切なので、

完母に切り替えたいなら赤ちゃんが泣くたびに飲んでもらうくらいの勢いで母乳をあげてみましょう。




頻回授乳するとどうして母乳が出るようになる?

頻繁に飲んでもらえば体が母乳を作らないといけないんだとホルモンのスイッチが入り母乳の出もよくなります。

頻回授乳は最初はもう吸われるのがうんざりになるほど乳首がヒリヒリしたりすることも><

トラブル防止のためにもお手入れ用品(ランシノーなど)も準備しておくといいですよ。

私はあまりにもすれて痛かったときは搾乳してそれをあげていました。

搾乳機と哺乳瓶を洗う手間はかかりますが、少しでもおっぱいを休ませることはできたので良かったです。

搾乳機を使う

授乳時間が伸びると母乳がたまって胸が張ることがあります。そんなときは搾乳をするようにしましょう。

手で絞ってもよいですが、値段も手ごろで便利な手動の搾乳機がおすすめですね。

搾乳をすると赤ちゃんが母乳を飲んでいない時間でも母乳を作ることが出来るので、おっぱいがたくさん母乳を作るぞ!ってなるらしいです。

ミルクを飲ませる代わりに搾乳した母乳をあげることで完全母乳により近づけていくことができます。

哺乳瓶慣れしないようにする

赤ちゃんが哺乳瓶になれてしまうとおっぱいを飲まなくなることもあります。

私の場合は、娘がおちょぼ口でおっぱいよりもミルクの方がサクッと短時間で飲めてしまうのですが、それだとおっぱいを飲まなくなると困るので、特殊な哺乳瓶用の乳首を使っていました。

これを使うことで哺乳瓶で飲むのが楽じゃなくなるので哺乳瓶慣れを防ぐことができます。

普通のものと比べると固めでしっかりと吸わないとミルクがでません。

また、口と下の動かし方もおっぱいと同じように使わないとミルクが上手にでてきません。

哺乳瓶でミルクを飲むときも母乳トレーニングとして使っていました。

ベビー用品売り場などではあまり売っていないのでネットで買うのがおすすめです。

完母のための食生活

完母育児にしたいのであれば、食事も気を付けたいところです。

母乳はお母さんの血液から作られているし、食事はちゃんと食べてる人が多いと思います。

ただ、間違った知識が多く広まっていてつまりやしこりなどのトラブルを起こしやすくなっています。

良い母乳をたくさん出すためにも、食生活の見直しが大切です。

以下は助産師さんに聞いた食生活についてのお話しです。

母乳の元となるエネルギー源

母乳作りに欠かせないものは、エネルギー源となる食品、脂質の少ない食品、温かい根菜類、水分の多い食品が重要だといわれています。

この4種類を摂取することで、血液がたっぷりと作られ血の循環もよくなり母乳も出やすくなるでしょう。

また、欠かせない食べ物といえば白米です。

母乳を作るにはたくさんのエネルギーが必要です。麺類やパン類も炭水化物だけれど、やっぱり日本人のエネルギー源となるのはお米です。

授乳中のお母さんは毎食ごはん2膳を食べていたという人も多く、とにかくお腹が空きます。

それだけ母乳にはエネルギーが必要ってことですね!




 

母乳を出すのに高カロリーなものを食べてないですか?

おっぱいをいっぱい出さなきゃいけないからってカロリーの高いもの、乳製品や甘いお菓子などを食べていませんか?

昔からおっぱいを出すのにお餅を食べるといいとか「母乳を出すこと=カロリーの高い食べ物を食べると良い」と言われていますが、

普段の食事で十分にカロリーが摂れる現代では逆にカロリーの取り過ぎなことの方が問題になりやすいです。

私のように胸のしこりや詰まりの原因になることも・・・

授乳中はとにかくお腹が減るモノですが、ちょっとだけ意識して洋菓子よりは和菓子。洋食よりは和食を意識できるといいですね。

貧血にも気を付けよう

他にも母乳を出すためには鉄分、タンパク質、カルシウム、コラーゲンなどの栄養素が大切だといわれています。

産後育児をしながらバランスの取れた食生活を送ることは大変かもしれませんが、完母にしたいのであれば自分の栄養も考えた食生活を続けるようにしましょう。

母乳は血液から作られている分、しっかりと鉄分などを補給しないと立ちくらみがすることも!

体は十分な栄養素があるから母乳を作ることができます。

たくさん食べる必要はないですが、バランスや質が大事ですね。

水分をしっかりと摂ろう

母乳の出が悪いという人は水分摂取をすることも大切です。

母乳のために、とノンカロリーの麦茶や水を飲んでいる人が多いそうですが、胃腸が冷えると母乳の出にも影響するそうです。

もし母乳のために水分を取るのであれば、ハーブティーがおすすめ。

最近は母乳に良いといわれているハーブティーが沢山売られているので、体を温めるためにもハーブティーを飲んでみてはいかがでしょうか。

完全母乳で育てようと思っていたのにできないと焦ってしまうかもしれませんが、ほとんどの人が良いおっぱいなので大丈夫なんだそうですよ。

 

母乳は最初のと後のでは質が違う?

産院で最初に出ていたおっぱいの色はかなり黄色っぽくて濃いー感じの母乳でした。

免疫たっぷりの初乳ってやつですね。

初乳の特徴はその他にも赤ちゃんが吸う前から胸の中で作られておっぱいに貯められているので夜中や授乳の間におっぱいが張ってしまうのです。

産後すぐは母乳育児は軌道に乗りにくいので、しんどいほど張ることもあります。

我慢する必要もないし、むしろ作られてから時間を経つと質が悪くなるので看護師さんに絞ってもらったり搾乳機を使うのがいいですね。

おっぱいにあらかじめ作って貯めておいて、吸ってもらう。これが最初の母乳の作られ方です。

勘違いしてた母乳のこと

おっぱいって張らないと母乳が溜まっていないサインで、吸わせても出てこないんじゃないかって思っていました。

でもそれは間違いでした。

おっぱいは張っていなくってもでるんです。むしろ張っていないやわらかーいおっぱいが理想。

産後しばらく経つと初乳が出きって母乳の色も白っぽかったり透明っぽかったり最初の黄色いのとかなり違います。

この頃の母乳は赤ちゃんが吸うときに作られる差し乳と言われ、授乳時間が相当開かない以外はおっぱいは張りません。

張っていなくっても絞るとちゃーんと出るし、量も赤ちゃんが吸えば吸うほど出るぐらいです。

脂っこいものを食べると母乳はどうなる?

母乳って血液からできてるんですけど、面白いぐらいママが食べたものの影響が大きく表れます。

例えば、乳製品やバターたっぷりなお菓子、菓子パンなどを食べた次の日のおっぱいが黄色かったり(脂肪分が多い)

母乳がベタベタしていてかなりわかりやすいです。

そんなおっぱいを飲んだ日は娘にはきまって体にニキビのようなできものができることが多くて、そうなるたびにごめんねって謝ってました。

好きな食べ物を食べたいときは

普段は食事はかなり気を使っているんですが、やっぱりたまには脂っこいものも食べたいですよね。

あまり我慢するのもしんどくなったので途中からは母乳の質をよくするためにもハーブティーを飲むようになりました。

それを飲むようになってからは、たまの脂っこい食べ物でも吹き出物がでることがなくなったので良かったです。

母乳はママの食べ物・飲み物の影響を大きく受けるのでけっこう気を使いましたね。

大変に見えるけれど自分の体の調子も良くなったので良い習慣を身に付けるきっかけにもなりました。

それでもしんどくなるぐらい食事を気づかってしまうよりは、美味しく楽しくするために「たまには食べたいものを食べてもOK」って自分を許してあげることも大事だと思います。

その変わり、きちんとデトックスができるようにするのがいいですね。

私の場合はハーブティーでしたが、その人の体にあった方法で何か1つ対策をしておくと安心です。




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