母親学級に参加してきました!母親学級の感想について
私は自治体主催の母親学級に参加してきました。
決めた理由は、母子手帳を貰ったときに母親学級について教えてもらったというのと、自宅から徒歩圏内で参加できるというところです。産婦人科主催のに参加しようか迷いましたが日程が合わず、自治体のものに行きました。
自治体の母親学級は一日3時間、全3回に分けて行われました。人数は20人から30人ほど、年齢は20代後半から30代が8割くらいに感じました。年齢を話すことはありませんでしたが、20代前半の方もいれば40代の方もいたので年齢がネックだという方でも安心して参加できるのではないでしょうか。
母親学級1回目
一回目は母親学級についての案内、交流会、助産師による講義と妊婦体操です。
座席は班によって組み分けされていて、自宅が近い人とまとめられていたようです。最初は交流会が不安だったのですが、全員妊婦ということで妊娠中の悩みやよくある出来事で盛り上がれて良かったです。住んでいる場所が近い、というのは自治体の母親学級ならではだと思います。
助産師による講義はとても楽しかったです。どのようにお産に挑めば良いのかをはじめ、今までどんな妊婦がいたか、どうすれば安産になりやすいかなどとてもためになるお話しをたくさん聞くことが出来ました。
妊婦体操もマットの上で簡単に行うもので、自宅に帰ってからも教えてもらった体操を実践してみました。
お産について、妊娠中についての不安も取り除くことが出来たので、参加してよかったです。
母親学級2回目
二回目は歯科医師による歯の指導と栄養士による妊娠中の栄養と食事についての講義です。
妊娠中は歯がもろくなりやすく、市区町村によっては無料で妊婦の歯科検診を行っているところもあるそうです。講義では、妊婦はもちろん乳児の口内についてや赤ちゃんの歯の磨き方などを指導してもらいました。
栄養士による栄養の講義は、妊婦にどれだけ栄養が必要なのか、率先してとるべき栄養と控えるべき栄養について教えてもらいました。
その後、栄養士が作った妊婦用のメニューの試食会も行いました。学校の家庭科室のような場所で実際に作っているところを見せてもらいながらの試食会だったのですが、すごく味が薄くてびっくりです。妊娠中は塩分を控えめに、との指導でしたが、妊娠中の体のためには塩分微量の料理が必須なんだということがわかりました。また、レシピもいくつか頂いたので自宅で作りました。
3回目は両親学級
3回目は両親学級です。
今までは妊婦のための講座といった感じでしたが、両親学級は父親のための講座、沐浴指導、赤ちゃんお着換え体験、妊婦体験などです。
妻が妊娠中に夫が出来ること、やるべきことの指導をはじめ、実際に赤ちゃんの人形を使って沐浴を体験したり、着替えさせてみたり、妊婦と同じ気持ちを味わうために7キロの重りを付ける体験などを行いました。
実際に7キロの重りをつけると男性でもとても重く感じますし、ただ座る、立つ、寝転がるという動作だけでも大変なんだなという事をがわかるので、とても有意義な体験だったと思います。
母親は病院に行ったり体調や体形が変化したりと少しずつ母親の自覚を持つことが出来ますが、どうしても父親は自覚が薄いでしょう。
これから父親になるんだ、という自覚を持つためにも、両親学級はとても大切だと思います。
私自身、初産だし軽い気持ちで母親学級に参加しましたが、参加して良かったと思います。
病院で聞くことが出来る話もありますが、どうしても自分から聞かなければわからない話題も多いでしょう。何人も妊婦を見てきた方の実際の意見を聞くことでリアルに出産を意識することが出来ましたし、夫も父親としての自覚が少しずつ芽生えてきたと思います。
ほとんどの母親学級は平日日中に行われるので参加が難しい人も多いでしょう。けれども、安心して出産に挑むために、快適な妊娠生活を送るために、母親学級に参加してみてはいかがでしょうか。