完全母乳にするための不安をなくす

私が完母にするときを思い出すと、本当に母乳が足りているのか?ってことが不安でなかなか踏み切れなかったところです。
おそらく完全母乳にしたいけれどしきれないってママの中にも同じような不安の人もいるかもしれないと思い、
どういったステップを踏んで完全母乳にしたのか?
母乳が足りてるか不安な気持ちをどうやって自信に変えたのか?
について書きたいと思います。
すでに母乳の量は十分なのに不安だからって理由でミルクを辞められないのであれば、完全母乳にするための具体的な方法も紹介します。
Contents
どうして不安なのかを確認
母乳って赤ちゃんがおっぱいから直に飲むので飲んでいる量がまったくわかりません。
出ているかどうかもわからない。
一方でミルクは分量が哺乳瓶に書かれているのでどれだけ飲んだかがはっきりわかるので安心です。
飲んでる量が目で見てわかる。ってのは赤ちゃんを育てるって面では大きな安心ですよね。
だったら、一度母乳を絞って量を確認してみたらどうですか?
私も最初は自分のおっぱいは良くないおっぱいであんまり母乳が出てないんじゃないかと思っていたときがありました。
でも、絞ってみたら実は量は足りていたんですよね。
搾乳機で絞ってみた
手で絞る方法もあるのですが、搾乳機だと楽で赤ちゃんが吸ったと仮定したのと同じぐらい絞れます。
右で50ml、左で50mlで100mlだったり、右で70左50だったり
絞ってみると右の方が良く出るなとか今日はなんか出が悪いなとか分かって自分のおっぱいの癖みたいなものが面白かったです。
一番良かったのは搾乳することで、「ちゃんと母乳出てるやん!」ってなったら母乳だけで育てられる自信がつきますよね。
自分のおっぱいの癖をしって対策した
他にも私は最初の1~2か月の頃は、昼過ぎになるとちょっと母乳の出が悪くなることが多かったです。
このころって赤ちゃんがまだまだ1~2時間おきに起きてオムツ&授乳で寝不足じゃないですか?
それで、助産師さんから昼寝して体を休めるといいよってアドバイスをもらってできるだけ休むようにしていたら昼過ぎの母乳の出が悪くなるのを改善することができました。
体がちょっと回復してくると掃除したりそれまで溜まっていたこととかやってしまったりするんですけど、
本当はまだまだ本調子じゃないので、そこで無理をしないのも母乳のために大切みたいですね。
こうやって「足りてるかわからない」って不安を「じゃあ足りてるか調べてみる」に変えたことで、量が出てる安心だけじゃなくって癖に対しても対策することが出来て良かったです。
赤ちゃんがちゃんと成長してるか不安
母乳だけで赤ちゃんがちゃんと大きくなっていくのか?いるのか?って不安がありました。
産院や一か月検診では体重を測るので安心できますよね。
家に帰ると体重をはかる機会がないので赤ちゃん用の体重計(スケール)が欲しいと思ったこともあります。
でもどうみても一時的にしか使わないので買うほどではない。
それなら大人用の体重計があればざっくりとですが赤ちゃんの体重がはかれます。
ママが赤ちゃんを抱っこした状態とママだけの体重を測ってその差で赤ちゃんの体重を測る方法です。
原始的ですが、大体の赤ちゃんの体重がわかるので成長が楽しみになったのでやってよかったです。
うちにはすでにデジタルの体重計があったのですが、アシストモード付きの体重計なら赤ちゃんの体重を測るのにぴったり。
家に体重計がないって人は、値段もそう変わらないのでアシストモード付きのものにすると便利です。
産院・行政・母乳外来、使えるものは使おう!
産後1か月も過ぎると少しずつ体も回復、体力も回復、赤ちゃんのお世話もちょっと慣れてきますよね。
これが2か月目になってくると寝不足で眠たいんだけれど、なんだかむしょーに孤独感に襲われた時期がありました。
もうね、さみしくてさみしくてしょうがない。
夫は仕事に出かけて昼は赤ちゃんと2人きり。まだ表情もあんまりでないころだし、言葉もまだまだ。
たまには大人としゃべりたーい。電話じゃなくってリアルで!と思っていました。
母乳育児で悩んでいるなら産院に母乳外来がないか調べてみましょう。赤ちゃんの頃は外出もなんだかしにくいけれど産院ならでかけやすくないですか?
それ以外にも行政が育児サポートをしていることも多いです。私の地域では産後ママの様子を見に助産師さんが訪問するサービスがありました。
産後うつになっていないか?育児で困っていることがないか?ママの心も含めた様子うかがいですね。
役所から派遣されくる助産師さんなので、行政サービスのこと・産後のママが受けられるサポートなども詳しく知っています。
母乳マッサージで一気に解決
母乳が出ないとか軌道に乗らないと悩んでいるなら母乳マッサージを受けてみるのも良いです。
私は母乳がつまりやすくて食事は人一倍気を付けないとしこりができやすかったので授乳中は定期的に受けていたのですが、
乳腺が開通してるのとしてないのとでは母乳の出が違います。
産後3週間目ぐらいに初めて受けたのですが、おっぱいの中に初乳と呼ばれる最初に作られていた母乳が残ってたんじゃないかな?と言われるぐらいつまっていました。
マッサージを受けたら乳腺が通ってそんなに出るの?ってぐらい母乳が飛ぶので面白かったです。
ママの心と体を休める
母乳ってママがストレスを感じても出が悪くなってしまうことがあります。
私も母乳育児が軌道に乗るまでは、無我夢中で目の前のことでいっぱいいっぱいだったので余裕がなかったんですよね。
あんまり外を出ない方がいいのかな。とか部屋きれいにしないと。ごはんも作らなきゃ。
あれもこれもってちゃんとやらなきゃって思ったんですけど、助産師さんに
「おっぱいの為にもこの子のためにも、寝るとき寝る。休めるとき休む。家事は手抜きでいーのよー。旦那さんには、ごめんねーでいいじゃない」って言われて肩の力が抜けてふっと楽になったんです。
子どもをちゃんと育てなきゃっていつの間にか頑張り過ぎてたんですよね。
心をゆるめると体もゆるんで楽に
こうしなきゃいけないって思うとしんどいので、しなきゃいけないをなくしたら楽になりました。
やることを
した方がいいこと
した方がいいけど後でもいいこと
最悪しなくてもいいこと
にわけて、こうしちゃいけないもなくしたんです。
緩めるところは緩める。これだけで育児に余裕が持てるようになったんです。
だらけるまで行ってしまうと良くないですが、完母にしたいってママは頑張り屋さんが多いみたいなので、緩める事をどこか心の片隅においておくといいですよ。
母乳育児って大変だけれど、それ以上にめったにできない貴重な経験なので楽しんでくださいね。応援してます。