授乳が痛すぎる!もしかして乳腺炎?

ある日、娘が右のおっぱいを吸うと針でも刺されてるかのような激痛がはしりました。
私はもう我慢できなくって授乳やめちゃおうかってぐらい痛いけれど、
娘はいたって普通に飲んでるし怒ったり泣いたりもしない。
おっぱいはちゃんと出ているみたいなのでそのまま吸わせてなんとか授乳をしたのですが、
その日は一日中、授乳と激痛がセットでかなりまいってしましました。
どんな痛さか言葉では説明しにくいんですけど、授乳のはじめに乳首の先を針で出したような激痛が走ります。
後で助産師さんに聞いてわかったことなんですが、乳腺炎の症状の1つらしくとっても良くない症状です。
この段階ではまだまだ初期症状らしくって、酷くなると熱が出たり病院で処置&授乳ストップになっちゃうこともあります。
赤ちゃんが吸うことでおさまったりすることもあるけど、できれば早めに対処した方がいいとのこと。
今回は「授乳してるときに痛い。特に乳首が針を刺したように激痛がはしるとき」について書きます。
ママもつらいだけでなく、乳腺がつまっていると赤ちゃんにとっても美味しくない母乳が出てしまうのです。
改善するには桶谷式の乳房マッサージがとてもよかったです。
ただし、1度受けたからといってつまりが完全になくなって、痛みが取れるわけではないのでその後の食事も気を付けないといけません。
乳腺炎を予防するためにやったことや気を付けていたことなども紹介します。
Contents
吸われて激痛なのは白斑かも
あの激痛は例えようがないけど、とにかく痛みで「いたーい!」と叫びたくなるぐらいです。
授乳が終わってからおっぱいをチェックしてみてください。もしかしたら先っぽの一部が白くなったりしてませんか?
私は授乳中に何度かこの白いものが乳首のさきにできたことがあるのですが、これは白斑っていいます。
さすがに写真を撮ってアップするわけにはいかないのですが、
「乳腺の中にできたカスみたいなのが乳首の先まで出てきてその上に皮膚のように覆われている」のだそうです。
おもしろいのが、おっぱいを吸われると激痛なのに指先で触っても痛くはないんですよね。
白斑は乳腺炎の初期症状
あまりの激痛にお世話になっている助産師さんに連絡して相談することにしました。
電話をかけて「痛みがあること(吸われるときだけ」「しこりあり」「先に白いのがある」を相談しました。
白斑はおっぱいの詰まりが吸われて表面に出てきてる状態らしく、あまりよろしくない。乳腺炎の初期症状でもあるとのことでした。
もし、熱が出たりしたらすぐに連絡することと、できるだけ次の母乳マッサージの予約を早めてもらうことになりました。
授乳中の痛みをなくす方法
白斑は赤ちゃんが吸ってくれることでなくなることも多いそうです。
ただし、激痛は白斑がなくなるまで続きます。。。
授乳中の痛みをなくすには、このつまり・白斑を取るしかないのですが、赤ちゃんに吸ってもらうか母乳マッサージで取ってもらうかになります。
どちらにしてもこの状態まで悪いとマッサージも痛いし、吸ってもらうのも痛いので改善するのも大変です。
授乳の痛みを取るには?
授乳のたびにいつ取れるか期待しながらも痛みに耐えておっぱいを吸われるか
それとも痛みに耐えながら母乳マッサージを受けて取ってもらうのがいいのか
どちらも経験したのですが、我慢するけど逃げたくなるような痛みでした。
個人的には赤ちゃんに吸われる方がまだマシだったかな~。
ただ、母乳マッサージを受けてしまえばある程度のつまりが取れるはずなので、その後の授乳は一気に楽になりました。
覚悟を決めてサクッとマッサージを受けれたらいいんですけど、予約でいっぱいなことも多いので難しいところです。
もう2度とこんな目に合わないために
授乳中の針を刺したような激痛がつらいし、せっかくの親子の楽しい授乳タイム
母の苦痛になってしまうのでもう2度と経験したくない!と思っていたのですが、何度か経験してしまいました。
最初の一回はまだ娘が生後2か月とかのときで防ぎようがなかったのですが、2度目.3度目も経験して気づいたことがあります。
それは、おっぱいのつまりは初期の頃は元々乳腺とかの中のことなので仕方ないけれど、
最初のつまりを取った後は食べたもので大きく左右されるってのが結論です。
食事に気を付けるなんて頭ではわかってたけれど
私はおっぱいのつまりがひどい方だったので乳製品は禁止ってことになっていたんですが、
食事自体も質素なものの方がいいと言われていたんです。
母乳マッサージに通って最初の2か月目ぐらいまでは、いいおっぱいを出そう。娘に美味しい母乳を飲んでもらいたい。と食事制限もがんばっていました。
でもね、美味しいものって知ってて我慢し続けるのってめっちゃ大変なんですよ。
いい母乳のためには脂っこいものとか乳製品とかあまり良くないって頭ではわかってても、食べたいなーって気持ちはずっとある。
そんで、おっぱいの調子がいい日が続いて、なんか食べても大丈夫なんじゃないかって油断して、普通に食べ始めちゃったんです。
どんな食べ物がつまりに悪かったか?
目の前で夫がチーズとかアイスとか美味しそうに食べるのを見てて我慢できなくなってちょっとずつ食べ始めてしまいました。
「最近調子いいし、ちょっとぐらいいいよね」
そんで食べてみるとこれがまた美味しいんだ。笑
そして、数日経ってもつまりとかしこりも特になく大丈夫。
そうなったらもっと食べても大丈夫かな。ってどんどん食べる量も回数も増えちゃったんだよね。
その結果、また激痛&つまることに。。。まさに自業自得
心当たりはたくさんあって、乳製品・チョコ・菓子パンなどなど禁止されてたものばかりです。
我慢しなくてもOK
とにかく言われたことを守らなきゃ、良いおっぱいを出さなきゃって頑張り過ぎて
その反動で乳製品・チョコ・菓子パンをたくさん食べ過ぎたことで何度も白斑が出来てしまったんです。
がまんしてがまんしてだと誰だってつらいですよね。
我慢しすぎて私みたいにある日その反動で食べ過ぎになってしまうってぐらいなら、
いっそのこと禁止にせずに一口ならOKとか週に1回ならOKとか緩めにしておくのもいいと思います。
実際、私も3度目の授乳中の激痛を味わったあとにこの緩い食事制限でつまりをコントロールするようになりました。
赤ちゃんにとっての母乳
授乳が痛いってのはとんでもなく痛いわけで、それでも赤ちゃんは普通に飲んでいます。
でもね、実はこういた症状が出てるときのおっぱいってかなり美味しくない可能性が高いです。
つまりがあるとそこの乳腺には母乳がたまってしまうので古いおっぱいが溜まってしまいます。
この古いおっぱいが出てくるとしょっぱかったりして美味しくないのです。
他にも脂っぽいものや菓子パンなどを食べた次の日は母乳が黄色くって脂っぽいのでとても良い母乳とは言えません。
そんな母乳をやっぱり子供にはあげたくないですよね。
母にとって激痛ってのは赤ちゃんにとっても美味しくない母乳のサインと同じ、できるだけ食事には気を付けたいところです。
ただ、ママも育児と家事をこなして寝不足でごはんも制限だとしんどいじゃないですか。
だから、一口だけとか半分だけとかママも食べたいものを食べながら母乳育児でいんじゃないかと思うんです。
もちろん、食べなくても全然へーきってなら一番なんですが、無理に我慢しすぎてつらいぐらいなら心にゆとりがもてるようにゆるめるのもありですよね。
それぞれの育児ってのがあるので、いろいろ試行錯誤していくしかないのですが私の経験が少しでも母乳育児の参考になればうれしいな。