産院の選び方のポイントとは?
産院はとても大切です。
風邪を引いた程度であれば少しの通院で済みますが、妊娠中は病院に何度も通わなければいけません。
だからこそ、本当に信頼のできる病院に通うべきです。
では、どうすれば自分に合った病院を選ぶことが出来るのでしょうか?
1.通いやすい病院
産婦人科は何度も通うので、自宅から通いやすい病院がベストです。
私が最初に通った病院は、自宅から徒歩30分ほどの産院でした。普段なら徒歩30分程度であれば気楽に歩ける距離でしたし、妊娠中はウォーキングして体力をつけることも大切だと聞いていたので問題ありませんでした。
けれども夏場や冬場、そして体が重くなる中期から後期にかけては30分の距離を往復するのが大変でした…。
もちろん、電車で1時間等、公共機関を使って遠くの病院に通う場合も同じです。必ず座席に座れるという訳でもありませんし、病院に通う周期が月2、週1になってくると本当に大変です。
だからこそ、電車を使ってもよいので近場の病院を探した方が良いでしょう。頻繁に通っても辛くない距離、妊娠後期でも気兼ねなく歩ける距離の病院がベストです。
2.自分の出せる費用の病院
総合病院は比較的安く、個人病院は病院によって費用の幅が大きいといわれています。
個人病院でも安いところは沢山ありますが、サービスが充実しているところは出産費用だけではなく妊婦健診費用が高い場合が多いでしょう。
もちろん高い病院はドリンクサービスがあったり、毎回4dエコーを見てくれたり、病院が綺麗で待合室が快適などのメリットがあります。
けれども、出産も通院もお金がかかります。もちろんマタニティ服を用意したり新生児のためのものを買うのにもお金がかかってくるでしょう。
自分の支払える範囲の病院を探すことはとても大切です。
ただエコーを見て問題ないか確認するだけの健診でも、1,000円代のところもあれば5,000円近くかかるところもあります。
分娩費用や病院の雰囲気を見て、通える費用の範囲のところを探してください。
3.自分好みの出産が出来る病院
産婦人科の最終目的は、分娩です。だからこそ、自分好みの分娩が出来る病院を選ぶようにしましょう。
病院によってバースプランをどこまで聞いてくれるかが変わります。
母子別室・母子同室によってもかなり違いますし、極力母乳で子育てをしたいか、立ち合い出産するか、無痛分娩を選択するかなどにも違いがあるでしょう。
ほとんどの産婦人科のホームページには出産についても詳しく記載されているので、どんな出産をしたいかを考えながら病院を選んでみてください。
4.自分のリスクを考慮した病院
リスクがある場合は、リスクへの対応をしてくれる病院を選ぶ必要があります。問題なく出産が出来るように、万全の態勢で挑める病院を選びましょう。
年齢や体重、母体の状態などによってリスクは変わります。
もしリスクが不安だという人は、最初からリスク対応してくれる病院を選ぶと良いでしょう。
一度分娩を決めた病院を転院するのは大変です。
せっかく分娩予約をしたんだし、と転院したくても諦めてしまう場合も多いでしょう。
けれども私は、病院に違和感を感じたらすぐに転院することをお勧めします。週数が進めば進むほど、どんどん転院出来なくなっていきます。逆に言うと、週数が進んでいない段階であれば比較的簡単に転院することが出来るのです。
産婦人科に通っているのにストレスを感じていては意味がありませんよね?
先生との相性はもちろん、病院との距離や病院の方針などが合わなかったら早いうちに転院をしましょう。最近は、インターネットの口コミサイトでどんな病院なのか実際に分娩をした人の意見を知ることが出来ます。
良い口コミしか載せないサイトも多いので、複数のサイトを参考にして病院を決めましょう。
出産なんて、一生で数回しかできない経験です。
後悔しないように、納得のいく病院を探すようにしてください。