新幹線の授乳事情 業務用の部屋はこんな感じ

私は、新幹線のぞみ・さくらを利用したとき、多目的室が使えなかったことがあります。
お腹を空かせている赤ちゃんにどうにかして授乳したい!
そんなとき、乗務員さんのはからいで業務用のお部屋を貸していただいたことがあります。
ゆっくり授乳できるし何よりおっぱいを飲ませることができて本当にありがたかったです。
もしかしたら公には貸していないかもしれないのですが、赤ちゃん連れで新幹線を利用するママが安心して乗れるように
新幹線の業務用の室内の様子について紹介します。
新幹線の授乳は多目的室が基本
新幹線で授乳したい場合は、多目的室を利用することが基本です。
多目的室とは、体調が悪い方や不自由な人が優先して使える個室で、
中はそこそこ広くて、パイプいすと小さめのシングルサイズぐらいの簡易ベッドが折りたたまれて置かれています。
使われていないときはカギがかけられていて、利用するときは乗務員さんに声をかけて空けてもらい、
使い終わったらまた声をかけてカギを締めてもらいます。中で使用中もカギをかけることができます。
体調が悪い方や不自由な方が利用されているときは利用できないことがほとんどだと思っておいた方がいいでしょう。
授乳室が使えないときは
授乳室は新幹線に1つしかないので、空いていないことも多かったです。
そのときは乗務員さんのはからいで業務用のお部屋を貸していただいて授乳したことが何度かあります。
いつも快く貸していただいていますが、あくまでも業務用の部屋なのでご厚意で貸していただいてるのではないかと思います。
実際、多目的室を利用したいと申し出たときに、他の方が利用されているとのことで業務用の部屋をお使い下さいと案内してもらいました。
こうやって業務室で授乳したことを紹介してもいいのかと疑問に思う気持ちもあるのですが、
授乳の不安を抱えたままで新幹線を乗る人の役に立てたらいいなと思って書くことにしました。
新幹線の業務用の部屋の作り
多目的室は簡易ベッドが広げられることを想定して作られているので広々としています。
その一方で業務室は乗務員さんが休憩を取る場所なのでやや小さめでパイプいすが2つ置けるぐらいのスペースでした。
それでも授乳をするだけなら十分な広さです。
さすがにここでおむつ交換をされる人はいないとは思いますが、あくまでもご厚意で貸していただいているので、
最低限のマナーを守って気持ち良くお返ししたいところですね。
多目的室同様に中からカギがかけられるようになっています。利用した後は特にカギをかけたり報告しなくてもOKとのことでした。
業務用の部屋を利用したいときは
授乳をしたいときは、多目的室が基本で空いていない場合にご厚意で業務室を貸していただけました。
なので、初めから「授乳したいから業務室貸して」とお願いするのはおすすめできません。
今後、利用できなくなる可能性もあるからです。
授乳したいと申し出るだけで後は多目的室か業務室かどちらかが貸してもらえると思います。
座席での授乳は
新幹線の座席での授乳はJRさん側からはOKとのことなんですが、ママからしてみるとあまり落ち着いて授乳できないことも、、、
隣が夫や両親などならいいのですが、他人が横に座っているとどうしても赤ちゃんの足が座席からはみ出してしまったり、
授乳ケープをしていても上からのぞかれるとあまりいい気はしないですから。
混みそうなときはできるだけ多目的室近くに指定席を確保するのがベストです。
新幹線での授乳での工夫
赤ちゃん連れの新幹線を快適に過ごすためには、
基本はできるだけ多目的室の近くに席を確保すること
混みあう時期をできるだけ避ける・ずらす
夫や両親などと一緒に乗る。
電車に乗る前に授乳する。
などがあります。
とにかく赤ちゃんが寝てくれているとママはちょっと安心です。
新幹線に乗る前に駅の授乳室があればそこで授乳してから乗って抱っこしていると自然と寝てくれることも良くあります。
何をするにも時間がとてもかかるし大変だけれど、かわいいわが子との旅行は新幹線に乗るだけでも思い出になりました。
できるだけ早めに準備をして楽しい時間を過ごせるようにしてくださいね。