産婦人科が合わなかったので、転院したい・・そんな時は?

妊娠中大変だったのが、病院選びです。
私は思うところがあって、全部で3つの産婦人科に見てもらいました。
産婦人科を転院した理由は、ストレスのない病院を選びたいと思ったからです。
多くの人は最初に受診した産婦人科でずっと出産まで通うか、里帰り出産で2つの産院を利用する人が多いですよね。
里帰り出産や病院の方針が合わないなどで転院する人のために体験から感じたことや転院の流れなどを紹介します。
Contents
初めての産婦人科選び
妊娠検査薬で妊娠が分かったときに、まずは最初に近くの産婦人科を探しました。
徒歩圏内で行けるところに産院は2つあったのですが、一つは分娩予約がかなりシビアで
「妊娠○週以内に初診を受けないと分娩予約が出来ない、かつ分娩予約をしない人は妊婦健診を受けられない」という病院だったんです。
検診を受けるのに条件が厳しいので、消去法でもう一つの産院に行きました。
もちろん電車を使えばもっと病院の幅も広がったんでしょうが、妊婦健診って何度も何度も行かなきゃいけないので最寄りが一番と思ったんですよね。
妊婦健診はどこも同じじゃない
けれども、そんな最寄り産婦人科の先生が本当に合わなかったんです。
妊婦健診の内容って本当に病院によって違うんですが、私が最初に通っていた病院は、「エコー写真もくれない、性別も教えてくれない、説明は必要最低限」
妊娠中の検査に関しても口頭で結果を説明するだけで結果の用紙も貰えませんでした。
始めはそんなものかと思ってたんですが、通っていくにつれてだんだん不安になってきました。
出産って人生ですごく貴重なお仕事じゃないですか?それなのにそんなそっけない診察内容とお医者さんに不安になったんです。
赤ちゃんと私の命がかかっているのにこの病院でいいのかな?信頼できるところで産みたい。そう思っていました。
里帰り出産で怒られた。なぜ?
そんな時、主人の仕事の都合で結局里帰り出産をすることになりました。
里帰り出産ということで今通っている病院は途中までとなったのですが、里帰り出産をすることになったから後期になったら転院することを告げると先生にすごく怒られたんです。
勝手に里帰りとか決められるとこっちが迷惑する、仕事の都合とかそんなの関係ない、といわれて困ってしまいました。
里帰りまでの後数回はいままでの産婦人科に通おうと思っていたのですが、行きたくなくなってしまって別の産婦人科に通うことにしました。
新しい産婦人科の先生は説明も丁寧で気軽に相談もしやすくてとても信頼できました。
産婦人科を転院するときは紹介状を書いてもらう
結局最初の産婦人科→里帰りまでに通う産婦人科→里帰り出産する産婦人科の合計3か所に通いました。
里帰り前までに通う産婦人科は、いろいろ悩んで総合病院にしました。
総合病院はたくさんの人を見ているので、里帰りまでの数回程度の健診でも快く受け入れてくれるかなと思ったんです。
また、総合病院は初診費用が高いといわれていますが、紹介状を持っていけば初診料不要で診察が出来るというのも決めてでした。
実際、里帰りまでの数回だけ妊婦健診を受けましたが、きちんと診察を受けることができました。
地元の人からの評判が良い産婦人科がおすすめ
里帰り先の病院は実家近くの評判の良いところに決めました。
こちらは個人病院だったんですが、比較的大き目ですし評判も良いので安心して通えました。
やっぱり地元での里帰りは評判や口コミがわかるので病院選びの大きなメリットですね。
入院設備もすごく整っていて全室個室完備なのもとても良かったです。
産婦人科の転院方法
産婦人科を転院する方法を具体的に紹介します。
1.転院先の病院を決めて診察予約を取る
2.通院している病院に転院の旨を伝えて紹介状を貰う
の2ステップで完了します。
まずは転院先の病院に問い合わせをしましょう。
里帰りの場合も、分娩はせずに健診のみの場合でもまずは問い合わせてみてください。
現在何週目なのか、現在どこの病院に通っているかなど聞かれるかと思います。
ここで診察予約を取ることが出来れば、現在通っている産院に転院することを伝えてください。
次の病院が見つからない段階で転院すると伝えても、なかなか転院先が決まらなければ次の健診が出来ない可能性があります。
いくら良い病院でも妊娠の状態を把握しておかないと出産に備えることができないので、週数が進むにつれて転院は難しくなるので注意をしましょう。
転院することを伝えたら次は紹介状を貰いに行きましょう。
紹介状をもらおう
この際、診察の時に伝えても大丈夫ですが、直接言いにくい場合は電話で「転院するので紹介状を書いてください」と伝えてください。
病院にもよりますが、電話で伝えると受付で紹介状を貰い、支払いをして終了の場合も多いです。
「転院する」って言いにくい人も多いかとは思います。
もし言いにくい場合は、「引っ越すことになった」「家の都合で転院しなければいけなくなった」などの理由を話すと良いかもしれませんね。
転院理由は聞かれない場合が多いですが、万が一聞かれたときのために理由を考えておくと自分が安心できるのでおすすめです。
紹介状を持って転院先の産婦人科へ
紹介状の費用は病院によって違いますが、2,000円から3,000円が主流です。
紹介状は開封せずに転院先に渡してください。
産婦人科で初診のみの場合やまだ妊婦健診を受けていない場合は、紹介状なしでも転院出来る場合が多いでしょう。
その際初期の検査が被って費用が余分にかかってしまう可能性もありますが、紹介状を貰うのが面倒だと感じる場合は何も言わずに転院をしても特に問題はありません。
ただし、妊婦健診を受けた場合は必ず紹介状を持参して転院するようにしましょう。
今までの妊婦健診の結果が記載されている紹介状は、赤ちゃんの状態・ママの体の状態がわかるので出産を無事にするために必要です。
お産の経過がわかることは、転院するうえでとても大切なことです。
紹介状を貰うには費用が掛かりますが、紹介状があれば初診料はかかりません。
初診料は個人病院で3,000円前後、総合病院で5,000円前後かかるそうなので、紹介状費用と大差がありません。
安心してまかせられる病院で出産してよかった
最初は家から近い産婦人科で検診から出産まですませるつもりだったのですが、転院をして納得のいく出産をすることができて良かったです。
もし、あのまま通い続けていたら、、、
妊婦健診を受けたら赤ちゃんのエコー写真だって欲しいし、お腹の中で元気にしてるのか聞いて安心したいですよね。
何回も通って何回も先生と話して、そんな関係を築けたからこそ納得のいくお産ができました。
家から近くて通いやすいのは病院選びの大きな理由の1つにはなりますが、ここなら任せられるって思える産婦人科でなければ満足できなかったでしょう。
転院したり紹介状を書いてもらったりするのはなかなか言い出しにくいことだけど、合わない病院に通いつづけるより
もう二度と会うことはないと思って良いお産ができるようにしたいものですね。